行動フェイズ
戦場マップ上の各陣営の部隊は、移動・攻撃・占領・搭乗などの主だった軍事行動を、行動フェイズで取ります。
行動フェイズでの各部隊は、その場で移動以外の行動を取るか、移動してから別の行動を取るか、何も行動しないかのいずれかの状態となります。
なお、行動フェイズで行動を終えた部隊は「行動済」の状態となり、次のターンまで行動できません。ただし、行動済み部隊に他の部隊が搭乗したり、敵部隊からの攻撃に対して行動済み部隊が反撃するなどの受身的な行動は取れます。
行動の制限
部隊が様々な行動を取るときは、以下の要因で行動に制限を受けることがあります。
- 燃料・弾薬切れ
移動に必要な燃料がなくなれば、移動できなくなります。同様に、戦闘に必要な弾薬がなくなれば攻撃を仕掛けることも、攻撃を受けたときに反撃することもできなくなります。
自陣営の部隊に行動命令を下すときは、その部隊をまず選択しなければなりません。
部隊の選択方法
部隊を選択するときは、以下の手順に従います。いずれの場合も、部隊を選択し終えると行動パレットが表示されて、プレイヤーからの行動指示待ちとなります。
※行動指示待ちを解除するときは、戦場マップ上で右クリックします。
- 通常の部隊選択
戦場マップ上の、同一ヘックスに他の部隊が存在しない場合(他の高度階層に他の部隊が存在しない場合)は、単純に目的の部隊アイコンをクリックします。
- 複数の部隊が存在するヘックスで選択する場合
複数部隊が存在するヘックスで、特定の部隊を選択する場合は、そのヘックスをクリックして部隊選択メニューを表示し、目的の部隊をクリックして選択します。選択メニュー上での部隊の並びは、高度階層での重なり順と同じ順番になります。
戦場マップが【三次元表示】になっているときは、直接目的の部隊をクリックして選択します。
- 搭乗中/着艦中の部隊を選択する場合
他の輸送部隊に搭乗/着艦中の部隊を選択するときは、まず輸送部隊をクリックして選択し、行動パレットを出します。そこで【発進/降下】コマンドを実行して部隊選択メニューを表示し、目的の部隊を選択します。
選択した部隊に関する各種基本情報は、【情報パネル】>【部隊情報】【武装情報】メニューでゲーム画面左側に表示される【部隊情報】【武装情報】パネルで確認できます。表示される内容は上から順に以下のようになります。
- 兵器名:その部隊を構成している兵器の名称です。
- 兵器タイプ:その部隊を構成している兵器の兵器タイプが、ミニアイコンと具体的な兵器タイプ名で表示されます。ダブルクリックすると、「部隊詳細情報」ダイアログが表示されます。
- 「機数」:現在の編成数と、最大編成数が並んで表示されます。
- 「耐久度」:現在部隊を構成している機体ごとの耐久度が、ミニアイコンとともに表示されます。
- 「Lv.」:部隊の戦闘熟練度を表わす部隊レベルです。戦闘を重ねて、経験値が一定の段階に達すると、E→D→C→B→A→Sと上がっていきます。レベルが高いほど、戦闘が有利になります。
- 経験値グラフ:戦闘で生き残ると、このバーグラフが上がっていきます。満タンになると部隊レベルが1つ上がります。
- 「燃料」:現在の積載燃料と、満タン時の最大積載燃料が表示されます。
- 「ALTITUDE」:部隊が現在いる高度階層が、階層名とグラフィックで表示されます。
- 「CONDITION」:他部隊を「搭載」中であるかどうかや、敵部隊からのECM攻撃で【妨害】を受けているかどうか(「R妨害」)などの部隊状況が表示されます。
- 【武装情報】パネル:その部隊が現在装備している武装パックの内容と、各武器の武器名・攻撃性能・残弾数が表示されます。
- 行動済み部隊・他陣営部隊の選択と部隊情報
そのターンでの行動をすでに終了してしまった行動済み部隊や敵陣営・同盟関係の味方陣営の部隊も、選択すると【部隊情報】【武装情報】パネルに各種部隊情報が表示されます。
行動パレット
部隊が選択されると、行動パレットが現れます。
行動パレットには、【移動】【占領】【攻撃】【変形】【搭乗/着艦/着陸】【妨害】【換装】【索敵】【発進/降下】の各行動ボタンが配置されていますが、その部隊が現在、実行可能な行動のボタンだけがアクティブになります。また、実行可能な内容によって名称が変わるボタンもあります。
ボタンをクリックするとその場でこれらの行動を取れます。一方、移動後に、再度別の行動を取れる場合もあります。なお、【索敵】【発進/降下】は部隊が行動済みかどうかに関わらず、いつでも実行できます。
※行動パレットの表示を取り消したいときは、戦場マップ上で右クリックします。
「移動」のルール
戦場マップの上で部隊を動かすことを「移動」といいます。移動は、軍事行動の最も基本的な要素で、地味ですが大変重要な行動です。単に移動するのはもちろん、移動して攻撃する、移動して搭乗するなど、他の行動との組み合わせで用いられることが多々あります。
- 「移動力」
部隊が移動するときは、部隊を構成する兵器の種類ごとに設定されている移動力が消費されます。基本的には、移動力が大きい部隊ほど、1回の移動で遠くへたどり着けます。移動力には「通常移動力」の他に、その約1.4倍遠くまでたどり着ける「高速移動力」があります。
移動力は1ターンごとに使うもので、残った数値を次のターンには持ち越せません。ただし、消費した移動力は次のターンで回復します。
- 地形・高度階層・移動タイプと消費移動力
部隊が移動できる範囲は、通過する地形の消費移動力に応じて決まります。どの地形でどれだけの移動力を消費するかは、高度階層や移動タイプによっても異なります。具体的な消費移動力は【移動タイプ表】ウィンドウで確認してください。
なお、新しいヘックスに入るだけの移動力が残っていない場合は、そのヘックスには入れません。
地形による消費移動力と部隊の移動力によって導き出される移動可能範囲は、コンピュータが自動的に計算して、通常移動可能な範囲は緑ヘックス枠で、高速移動可能な範囲は赤ヘックス枠で表示してくれます。
- 移動と燃料
各部隊はそれぞれ固有の燃料を持っています。通常は移動力を1使うごとに燃料も1消費されます。高速移動時には、2倍の燃料が消費されます。
燃料が「0」になると、その部隊は補給を受けるまで移動ができなくなります。また、その部隊が空中部隊で、着陸状態でなかった場合には墜落したことになり、移動終了と同時に消滅します。
・空中部隊は、まったく移動しなくても1ターンごとに空中にとどまるために通常移動力の4分の1の燃料を消費するとみなされます。ただし空港などに着陸しているとき、あるいは空母・ヘリ空母などに着艦しているときは、燃料を消費しません。
燃料は建物の直上にいるか、自陣営の補給部隊に隣接するか、空母・ヘリ空母に着艦することで、ターン開始時の補給フェイズのときに補給されます。詳しくは『補給・修理・補充』を参照してください。
- 同一の高度階層には1ヘックス1部隊
部隊は、同一の高度階層のヘックスに他の部隊がいる場合、そのヘックスに進入したり、通過することはできません(味方の陣営の場合は通過はできます)。また、移動終了時に同一の高度階層のヘックスを2つの部隊が占めることはできません。ただし輸送部隊への搭乗/着艦時はこの例外です。
逆に、高度階層が異なれば、複数の部隊が同一ヘックスに存在することが可能です。
- 支配地域(ZOC=Zone Of Control)
部隊の周りには、他の部隊の移動時などに影響を与える「支配地域(ZOC)」というものが存在します。ZOCは、その部隊がいる高度階層と同じ階層の周囲6ヘックスと、直上と直下の高度階層2ヘックスに生じます。
敵対する陣営の部隊が、これらのZOCに進入した場合、その部隊はただちに移動を終了しなければなりません。なお、部隊のZOC内から移動を開始した場合は、再び敵部隊のZOCに入るまで移動できます。
敵対する陣営の部隊に対して攻撃する手段がない(弾薬が切れている、もしくは攻撃力を持たない)場合は、ZOCは発生せず、その部隊に隣接しても移動を継続できます。
- 遭遇戦の可能性
移動開始前に索敵範囲外にいて見えていなかった敵部隊のZOCに入ると、その敵部隊から一方的に攻撃を受けます。
移動の方法
- 行動パレットで【移動】ボタンをクリックします。
- 高度階層メニューと、その高度階層での移動可能範囲がヘックス枠で表示されます(移動可能な高度階層が「地上」のみ「海上」のように、1種類しかない場合は、高度階層メニューは表示されません)。
緑色のヘックス枠は通常移動の範囲を、赤色のヘックス枠は高速移動の範囲を示しています。
ここではまず、移動したい高度階層をボタンで選択します。続けて、目的地のヘックスをクリックします。
- 移動ルートが表示されるので、移動を実行するのであれば、目的地のヘックスをもう一度クリックします。移動ルートが表示されただけの段階では、戦場マップ上で右クリックすれば、移動可能範囲表示に戻ります。
移動後に引き続き別の行動を取る場合は、再度現われた行動パレットで行動を選択してください。移動後に何も別の行動が取れない場合や、移動後に特定の行動が自動的に実行される場合は、行動パレットは表示されず、即座に移動完了となります。
移動後に別の行動が取れるときに、単純に移動だけしたい場合は、移動後の部隊アイコンをクリックします。
「占領」のルール
敵陣営および中立状態の建物を「占領」すると、資金の収入増、燃料の供給増、補給・修理・補充拠点の確保などの恩恵を得られます。勝利条件でもある首都の占領はとくに重要です。
- 占領可能地形と占領可能部隊
占領できるのは敵陣営および中立状態の建物だけです。
占領を行なえるのは、占領能力がある部隊だけです。占領能力には、移動後に占領が行なえる「占領」能力と、移動前にしか占領を行なえない「占領前」能力の2種類があります。「占領」能力は、歩兵タイプの部隊だけが持っています。
空中機動歩兵は、着陸状態になって次のターンを迎えたときに初めて占領を行なえます。
占領の方法
- 占領したい建物の上に占領部隊を移動させます。
- 行動パレットで【占領】ボタンをクリックします。
- 占領行動が実行されます。占領が完了するとその旨を報告するメッセージが表示され、建物の色が自陣営の色に切り替わります。
「攻撃」のルール
自陣営の部隊が敵部隊に戦闘を仕掛ける行動を「攻撃」といいます。
■攻撃の種類
攻撃には、以下の4種類があります。
- 隣接攻撃
★隣接する敵部隊を攻撃するのが隣接攻撃です。このとき攻撃を受ける側に、反撃可能な武器があれば、自動的に反撃を行ないます。
★隣接攻撃可能な武器を装備した部隊だけが、隣接攻撃を行なえます。
★複数の敵に隣接している場合は、任意の1部隊に対してのみ攻撃を行なうことができます。
- 間接攻撃
★2ヘックス以上離れた敵部隊に、長射程の攻撃を加えることができるのが間接攻撃です。このとき攻撃を受ける側に、反撃可能な武器があれば、自動的に反撃を行ないます。
★間接攻撃可能な武器(射程が2以上ある武器)を装備した部隊だけが、間接攻撃を行なえます。
★複数の敵部隊が射程内にいる場合は、任意の1部隊に対してのみ攻撃を行なうことができます。
- メガヘックス攻撃
★2ヘックス以上離れた敵部隊に、長射程の攻撃を加える間接攻撃の一種です。ただし、隣接した敵部隊へは攻撃できません。
★目標ヘックスとその周囲6ヘックス(メガヘックス)を同時攻撃します。
中心部よりも周囲のヘックスの方が損害が軽くなります。
★メガヘックス攻撃可能な武器を装備した部隊だけが、メガヘックス攻撃を行なえます。
- 爆撃(爆弾攻撃)
★同一ヘックスの空中階層から、爆弾による攻撃を加えるのが爆撃(爆弾攻撃)です。爆撃を行なう部隊が高空・中空階層にいるときに、真下のヘックスの地上部隊・海上部隊に対してのみ行なうことができます。このとき、爆撃部隊と攻撃目標部隊の間の高度階層に別の部隊が存在しても、爆撃は可能です。
★爆弾攻撃可能な武器(「2000lbs爆弾」「1000lbs爆弾」など)を装備した部隊だけが、爆撃を行なえます。
■遭遇戦
★こちらから仕掛ける攻撃とは別に、遭遇戦という戦闘形態もあります。これは、移動中に索敵範囲外の敵部隊に隣接すると自動的に始まる戦いで、一方的に攻撃を受けることになります。ただし、相手側の部隊に有効な攻撃武器がある場合に限ります。また、複数の敵に隣接した場合は、どれか1部隊からのみ攻撃を受けます。
★遭遇戦に巻き込まれた部隊は、戦闘終了とともにそのターンでの行動終了となります。
■攻撃を左右する要素
攻撃を有利に進めるためには、部隊のいる地形・高度階層、部隊の攻撃武器、相手の反撃武器、部隊レベルなどを考慮する必要があります。
- 有効な攻撃武器と命中率
部隊が持つ武器には、航空機を対象にした対「航空」、ヘリを対象にした対「ヘリ」、車両を対象にした対「車両」、歩兵を対象にした対「歩兵」、海上艦船を対象にした対「艦船」、潜水艦を対象にした対「潜水艦」の6種類の命中率が設定されています。
命中率が「0」の場合は、その分類の敵に対して攻撃できないということを表わしています。また、命中率の数値が低すぎても戦果を期待できません。
さらに武器には、固有の火力(攻撃力)が設定されていますが、これが大きいほど、命中したときの相手への損害が大きくなることにも留意しなければいけません。
敵部隊の種類と命中率の高さ、そして火力に応じて、部隊(兵器)や武器を使い分けてください。なお、各武器ごとの特性については、「兵器詳細情報」ダイアログの「武器情報」欄で確認してください。
- 地形と防御力
攻撃を受ける側の部隊がいる地形は、その部隊の防御力に影響を及ぼします。【地形一覧表】ウィンドウの「地形防御」の数値が高いほど、防御側に有利になります。反撃についても、反撃を受ける側の部隊がいる地形が、その部隊の防御力に影響を及ぼします。
- 部隊レベル
部隊レベルが高いと、戦闘が有利になります。
■戦闘時の制限と事後処理
- 残弾があるときのみ攻撃可能
敵部隊に対しては、有効な攻撃武器があり、なおかつ残弾がある場合のみ攻撃を行なうことができます。つまり、対車両命中率はあるものの残弾数が「0」の武器で戦車を攻撃はできないわけです。
- 攻撃放棄も可能
その行動フェイズで攻撃可能な部隊に、攻撃させるかさせないかはプレイヤーの任意です。移動して敵部隊に隣接した場合でも戦闘をあえて避けて、そのまま行動を終了することが可能です。
- 編成機数が少ない部隊の攻撃力
編成機数が1機(1隻)の部隊は、たとえ機体の耐久度に損害を受けていても、その機体ユニットが完全に破壊されるまでは、攻撃力は最大値が保たれます。
編成機数が2機(2隻)の部隊は、それぞれの攻撃力は50%ずつで計算されます。また、たとえ機体の耐久度に損害を受けていても、その機体ユニットが完全に破壊されるまでは、攻撃力は最大値が保たれます。
- 攻撃後の処理と影響
★攻撃を行なった部隊は、そのターンでの行動が即座に終了となります。
★戦闘の結果、損害の割合いに応じて部隊を編成する機体ユニットの耐久度が減ります。また耐久度が「0」になるとその機体ユニットは破壊されます。さらに、部隊を編成する機体ユニットがすべて失われた場合、その部隊は戦場マップ上から削除されます。
★部隊経験値を得ることができます。
- 耐久度と編成機数の回復
戦闘で損害を受けた耐久度は、補給フェイズのときに、「修理」によって回復します。また、戦闘で失われた編成機数は、補給フェイズのときに、「補充」である程度回復します。
攻撃の方法
- 行動パレットで【攻撃】ボタンをクリックします。
- 「武器選択」ダイアログが表示されるので、どの武器を使って攻撃するかをクリックして決めてください。このとき、その状態で使用できない武器は、灰色表示されます。
- その武器で攻撃可能な敵部隊の上に標的マークが表示されます。三次元表示では、攻撃可能な部隊のみ明るく表示されます。攻撃目標にしたい敵部隊をクリックして指定してください。
- 戦果予想ダイアログが表示されます。ダイアログ上部には双方の兵器名・兵種・部隊レベルが、中央には双方の機体アイコンと耐久度・使用武器・火力・命中率が表示されます。
- 戦果予想ダイアログで【OK】ボタンをクリックすると、環境設定ダイアログの「戦闘表示」設定欄で設定しておいた戦闘表示方法に基づいて、戦闘が処理されます。
「変形」のルール
兵器タイプ・兵種が「砲兵車両」「ミサイル砲兵車両」の部隊は、移動可能な車両形態であるときは攻撃できませんが、「砲兵陣地」「対空陣地」「対空ミサイル陣地」という陣地の形態を取ることで攻撃できるようになります。これが「変形」です。
もちろん逆もあって、各陣地は、「変形」で移動可能な車両形態に変形できます。ちょうど車両から装備を降ろしてミサイル陣地を展開したり、逆に装備を畳んでトラックに積み込むイメージです。
- 変形中の損害
変形可能な部隊が戦闘で損害を被った場合は、もう一つの形態に変形したときもその損害が受け継がれます。残弾数も同様に受け継がれます。
- 変形後の処理と影響
変形を行なった部隊は、そのターンでの行動が終了となります。
変形の方法
- 行動パレットで【変形】ボタンをクリックします。
- 変形が実行され、部隊アイコンの兵器シルエットが変更されます。
「搭乗/着艦」のルール
輸送部隊に、他の部隊が載ることを「搭乗/着艦」と呼びます。通常、輸送される側の部隊は、輸送部隊の助けを借りて遠方まで運ばれ、目的地に着くと、発進や降下して、輸送部隊から離脱します。
搭乗/着艦は、複数の部隊が同一高度階層の同一ヘックスで行動を終えられる唯一の例外です。
- 輸送可能な部隊、搭乗/着艦可能な部隊
輸送部隊には、兵器タイプが輸送機・輸送ヘリ・輸送車・空母・ヘリ空母・揚陸艦・輸送艦の7種類があり、それぞれ搭乗/着艦できる部隊が制限されます。どの部隊が、どの兵器タイプの輸送部隊に載れるかは、「兵器詳細情報」ダイアログの「搭乗タイプ」「搭載可能」欄で確認できます。この2つが一致した部隊同士だけが、搭乗/着艦を行なえます。
なお、輸送部隊が行動済みでも、その部隊への搭乗/着艦行動は問題なく行なえます。
- 搭乗/着艦の上限数
輸送部隊自体のペイロード制限のために、搭乗/着艦できる部隊数は、兵器ごとに上限が決められています。ただし、搭乗/着艦しようとする部隊が輸送部隊で、すでに他の部隊を輸送中の場合は、輸送されている部隊の数は、搭乗着艦数には含めません。
なお、輸送部隊が戦闘で損害を受けて、編成機数が減っていた場合は、その編成機数以上の部隊を搭乗/着艦させることはできません。たとえば2部隊搭載可能な10機編成の輸送ヘリが、7機になってしまった場合、搭乗する2部隊の編成機数もそれぞれが7機以下でなければいけません。
もともとが2機編成の輸送機の場合は、1機編成になってしまうと、搭乗できる部隊の編成機数は一気に5機以下に制限されてしまいます。
- 搭乗/着艦できる場所
搭乗/着艦行動を取るとき、輸送部隊は特定の地形にいなければなりません。とくに輸送機・輸送艦には、空港と港でしか部隊は搭乗/着艦できず、なおかつ輸送機は空港に着陸中でなければいけないという点に注意してください。
- 搭乗/着艦制限一覧
| 輸送部隊 | 輸送可能部隊数 | 搭乗/着艦部隊 | 搭乗/着艦可能地形 |
| 輸送機 |
2〜3 |
車両類・歩兵 |
空港(着陸時) |
| 輸送ヘリ |
2 |
車両類・歩兵 |
着陸可能地形 |
| 輸送車 |
1 |
歩兵 |
進入可能地形 |
| 空母 |
5〜8 |
艦載機・VTOL・ヘリ |
海・深海 |
| ヘリ空母 |
5 |
VTOL・ヘリ |
海・深海 |
| 揚陸艦 |
4〜5 |
すべての地上部隊・ヘリ |
港・浅瀬 |
| 輸送艦 |
8 |
すべての地上部隊 |
港 |
- 搭乗/着艦後の処理と影響
搭乗/着艦行動を取った部隊は、そのターンでの行動が終了となります。
輸送部隊が戦闘で耐久度に損害を被っても、搭乗/着艦中の部隊は損害を受けません。ただし、輸送部隊の編成機数が減ると、搭乗/着艦中の部隊もその分の機数を失ってしまいます。さらに輸送部隊そのものが完全に破壊されて戦場マップから削除された場合は、搭乗/着艦中の部隊も消滅します。
艦船の輸送部隊である空母・ヘリ空母に搭乗/着艦中の部隊は、次ターンの補給フェイズが訪れたときに自動的に燃料・弾薬の補給、修理が行なわれます。揚陸艦では燃料・弾薬の補給を受けることができます。
搭乗/着艦中の部隊がある輸送部隊には、部隊アイコンの上部に「▽」マークが表示されます。
搭乗/着艦中の部隊が発進/降下を行なう場合は、搭乗/着艦のときと同様、輸送部隊はそれぞれ特定の地形にいなければなりません。例外は空挺能力を持った部隊で、この部隊が輸送機・輸送ヘリに搭乗/着艦中は、輸送機・輸送ヘリが着陸していなくても、空挺部隊が降下可能な地点ならどこにでも降下して展開することができます。降下可能地点は【情報表】>【地形一覧表】メニューで表示される【地形一覧表】ウィンドウの「空挺」欄で確認できます。
搭乗/着艦の方法
■着陸中の輸送機・輸送ヘリ、輸送車への搭乗
- 搭乗させたい地上部隊を、着陸中または停車中の輸送部隊がいるヘックスに移動させます。
- 移動が完了すると同時に、自動的に搭乗が完了します。
■揚陸艦・輸送艦への搭乗
- 搭乗させたい地上部隊を、揚陸艦のいる港・橋・浅瀬ヘックス、または輸送艦のいる港に移動させます。
- 行動パレットの【搭乗】ボタンをクリックします。すると、搭乗が完了します。
■空母・ヘリ空母・揚陸艦への着艦
- 着艦させたい空中部隊を、「地上(超低空)」の高度階層で、空母・ヘリ空母・揚陸艦のいるヘックスに移動させます。
- 行動パレットの【着艦】ボタンをクリックします。すると、着艦が完了します。
「着陸」のルール
「着陸」は、補給・修理・補充・換装・搭乗・発進・燃料節約のために、空中部隊が自陣営などの空港や特定の地形の「地上」階層に着陸する行動です。
- 着陸可能場所
通常の航空機は、空港だけに着陸可能です。VTOLとヘリは、空港に加えて、一部の通常地形に着陸することができます。どの部隊がどんな地形に着陸できるかは、【地形一覧表】ウィンドウで確認できます。
- 着陸後の処理と影響
着陸行動を取った部隊は、そのターンでの行動が終了となります。
一度着陸した部隊は、再び離陸するまでは、燃料を消費しません。ただし着陸中の空中部隊は、地上部隊と同じ扱いとなるために、本来の防御力を失い、上空からの爆撃で損害を被ったり、地上部隊から対地上武器で攻撃を受けたりするようになります。
着陸の方法
- 着陸させたい空中部隊を、「低空」階層で、目的のヘックスまで移動させます。
- 行動パレットで【着陸】ボタンをクリックします。
- 着陸が実行されます。
「妨害」のルール
ECMなどの電子兵器を用いて、ECMの射程圏内の敵部隊の索敵能力を無力化する行動が「妨害」です。
- 妨害可能な部隊、妨害される部隊
妨害を行なえる部隊には、「妨害」能力が設定されています。
- 妨害後の処理と影響
妨害を行なった部隊は、そのターンでの行動が終了となります。
妨害を行なうと、武器の「ECM」の弾薬数(使用可能数)が「1」減ります。
妨害を受けた部隊の【部隊情報】パネルの「CONDITION」欄で、「R妨害」のインジケーターが点灯します。さらに、妨害を受けた部隊の索敵が、1ターンの間だけ効かなくなります。
妨害の方法
- 行動パレットで【妨害】ボタンをクリックします。
- 妨害が実行されます。
「換装」のルール
「換装」は、各部隊が装備している武器の武装パックを交換する行動です。たとえば、対空用武器が中心の戦闘機部隊の武装パックを交換して、対地攻撃用の運用形態にするといった使い方をします。
- 換装可能な部隊と場所
換装は、その部隊が弾薬補給可能な建物上にいるときにのみ行なえます。空母に着艦中だったり、補給車に隣接しているなどの場合は、たとえ弾薬補給が行なえても、建物上ではないので、換装は行なえません。
換装は、その部隊の補給が完了して、燃料・弾薬が満タンのときにだけ行なえます。
武装パック自体が1種類しかない部隊はこの行動を取れません。
換装すると、搭載燃料や移動力(速度)が変化することもあります。
武装を換装した部隊は、そのターンでの行動が終了となります。/li>
換装の方法
- 行動パレットで【換装】ボタンをクリックします。
- 武装パックごとの装備内容を示した「武装パック選択」ダイアログが表示されるので、【Pack1】〜【Pack3】ボタンをクリックして目的のパックを選択します。
- 【OK】ボタンをクリックすると武装パックが変更されます。
「発進/降下」のルール
「発進/降下」は、輸送部隊に搭乗/着艦している部隊が、輸送部隊から離脱して戦場マップ上に姿を現わす行動です。
通常の場合、この行動名は「発進」ですが、「空挺」能力のある部隊が空中の輸送機・輸送ヘリから地上に向けて発進するときは、行動名が「降下」に切り替わります。
- 発進/降下の制限
搭乗/着艦中の部隊が発進するとき、輸送部隊は特定の地形にいなければなりません。この地形は、『搭乗/着艦できる場所』と同じものです。
空挺可能な部隊が降下できるのは、【地形一覧表】ウィンドウの「空挺」欄に「○」が付いた地形だけです。
降下を行なうときは、その地形の真上に輸送部隊がいなければなりません。また、輸送部隊の高度階層は低空または中空でなければいけません。なお、すでにその地上階層に別の部隊がいるときや、その地上階層が未索敵の場合は、降下は行なえません。
発進/降下は、搭乗/着艦している部隊の行動として、輸送部隊の未行動・行動済みに関わりなくいつでも行なえます。
- 発進/降下後の処理と影響
発進/降下行動を取った部隊は、そのターンでの行動が終了となります。
発進/降下の方法
■着陸中の輸送機・輸送ヘリ、その他の輸送部隊からの発進
- 輸送部隊をクリックして選択します。
- 【発進】ボタンをクリックします。
- 発進させたい部隊をリストから選択します。
- 発進した部隊の移動範囲が表示されるので、移動先のヘックスを選択します。
■低空階層・中空階層の輸送機・輸送ヘリからの降下
- 輸送部隊をクリックして選択します。
- 【降下】ボタンをクリックします。
- 降下させたい部隊をリストから選択すると、直下の地上階層ヘックスにに部隊が降下します。
「索敵」のルール
各部隊には、周囲をレーダーなどで偵察できる「索敵範囲」というものが設定されています。また各陣営に属する建物にも、周囲を見渡せる「索敵範囲」が存在します。
索敵範囲内に敵部隊が入ってくると、その存在が確認できたとして戦場マップ上にその部隊アイコンが表示されます。
行動パレット上に用意された【索敵】ボタンは、この索敵の及ぶヘックス範囲を高度階層別に確認するためのものです。このボタンを実行しなくても索敵は自動的に常に行なわれています。
- 索敵範囲の制限
索敵範囲は、部隊を構成する兵器の種類ごとに、高度階層別に設定されています。
同盟陣営の索敵範囲は、自陣営の索敵範囲として利用できます。
空中部隊が着艦した場合は、空中階層の索敵範囲がなくなります。
敵の部隊から「妨害」を受けると、部隊の索敵が効かなくなります。
- 索敵範囲の影響
索敵範囲内で、部隊アイコンが表示されている敵部隊に対してだけ攻撃などの行動を取ることができます。
移動中に索敵範囲外の敵部隊と隣接し、なおかつ敵部隊の支配地域(ZOC)が有効だった場合は、自動的に遭遇戦が起こり、一方的に攻撃を受けます。
索敵範囲の確認方法
- 行動パレットで【索敵】ボタンをクリックします。
- 高度階層ボタンが表示されるので、目的の高度階層ボタンをクリックします。
- その高度階層での兵器固有の索敵範囲が表示されます。
「補給・修理・補充」のルール
毎ターン最初の補給フェイズのときに、補給可能な地点に部隊がいれば、消費した燃料・弾薬が満タンまで回復します。これが「補給」です。
戦闘で失われた部隊の機体ユニットの耐久度も、補給フェイズのときに修理可能な地点に部隊がいれば回復します。これが「修理」です。
戦闘で失われた部隊の機体ユニットそのものも、補給フェイズのときに補充可能な地点に部隊がいれば回復します。これが「補充」です。
なお、補給・修理・補充行動は、独立したコマンドではないので、行動パレットにボタンは表示されません。
- 補給・修理・補充可能な場所
各部隊は、自陣営の都市(首都)・空港・港の上にいるときに新しい補給フェイズを迎えると、燃料・弾薬の補給、修理・補充を受けることができます。
空母・ヘリ空母・揚陸艦に着艦中の空中部隊は、新しい補給フェイズを迎えると燃料・弾薬の補給と修理(揚陸艦は除く)を受けられます。
また、着陸中のヘリ・VTOL機と地上部隊は、補給車に隣接しているときに新しい補給フェイズを迎えると、燃料・弾薬の補給を受けられます。同様に、艦船部隊は、補給艦に隣接しているときに、燃料・弾薬の補給を受けられます。また、ヘリを除く空中部隊は、給油機に隣接しているときに、燃料の補給だけを受けられます。なお、これらの「隣接」とは、同一の高度階層で隣接している場合だけを指し、上下階層で隣接している場合を含みません。
以上の制限の詳細を一覧にしたのが以下の表です。
| 兵器の種類 |
補給地点※カッコ内は隣接時 |
修理地点 |
補充地点 |
| 航空機 |
空港・(給油機※燃料のみ) |
空港 |
空港 |
| 艦載機 |
空港・空母・(給油機※燃料のみ) |
空港・空母 |
空港 |
| VTOL |
空港・空母・ヘリ空母・(給油機※燃料のみ)・(補給車) |
空港・空母・ヘリ空母 |
空港 |
| ヘリ |
空港・都市・空母・ヘリ空母・揚陸艦・(補給車) |
空港・都市・空母・ヘリ空母 |
空港・都市 |
| 地上部隊 |
都市・揚陸艦・(補給車) |
都市 |
都市 |
| 艦船部隊 |
港・(補給艦) |
港 |
港 |
- 補給の制限と影響
給油機・補給車・補給艦・空母・ヘリ空母・揚陸艦は、「補給物資」を搭載しています。他の部隊が補給を受けるときは、この補給物資が消費されます。なお、これらの補給部隊同士での相互補給は行なえません。
燃料の補給では、燃料の量に応じて保有燃料が消費されます。
弾薬の補給、修理・補充では、資金が消費されます。とくに修理・補充においては、その部隊を構成する兵器価格と回復する耐久度・機体ユニット数に応じて資金が消費されるので、高価格な部隊を維持する場合には注意を要します。
なお、燃料や資金が不足していると補給・修理・補充は行なえません。
補給・修理・補充の方法
- 補給・修理・補充が可能な地点に部隊を移動させておきます。
- 新しい補給フェイズが訪れると、全部隊に対する補給→全部隊に対する修理→一部部隊に対する補充の順で自動的に処理が行なわれます。
このとき、途中で燃料や資金が底を突くと、その段階で処理は終了します。なお、補充される機体ユニット数は3〜5機の間でランダムに決定されます。
※【環境設定】ダイアログで【補充時に確認する】にチェックを入れておくと、各部隊ごとに、補充を行なうかどうか確認を求めるダイアログが表示されます。ここで【はい】ボタンをクリックすれば補充が実行され、【いいえ】ボタンをクリックすれば、その部隊の補充はキャンセルされます。高価な部隊を生産するために資金を貯めているときなどに役立つ機能です。
不要になった部隊の「解散」
不要になった部隊は「解散」して削除することができます。このコマンドは、行動パレットには表示されません。
部隊を解散するときは、【VIEW部隊情報】パネルか、【部隊一覧表】ウィンドウ(48ページ参照)で、目的の部隊を右クリックします。ここで、解散の確認を求めるダイアログが表示されるので、【はい】ボタンをクリックします。するとその部隊が解散して削除されます。
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